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宇宙はわれわれだけの
  最近読んだ本を紹介したいと思う。実は、小説ではありません。私はもちろん小説は大好きですが、小説以外にも、面白い興味を惹かれる本というものはたくさんあります。
 意外なことに固そうな内容であっても、つい夜更かしをしてしまうような本というものはあるものですね。この本は宇宙について書かれています。最近はビックバンとかホーキングの宇宙とかいう言葉がかなり一般化しています。皆さんもある程度のことはご存知だと思います。
 ところで、ビックバンが宇宙の始まりだということはよく知られていますが、それではその先(前)はどうなのでしょうか?それから、素粒子の研究が宇宙の始まりを解明する手がかりになると言われていますが、どうしてなのでしょうか?
 我々一般人には理解しがたい不思議なことだらけです。こういった疑問に対して分かりやすく解説してくれているのが、この本なのです。しかも宇宙が宇宙を生み出すというとんでもないことが書かれているのです。これはSFのテーマにもなりそうですね。事実は小説より奇なりという言葉がありますが、こういった宇宙の研究は限りなく我々の知的好奇心をくすぐります。
 この本には宇宙の最先端の研究内容が盛り込まれていますが、執筆されたのはしばらく前のことになります(1991年2月14日第1版第1刷)。それから新しい発見や、成果があったのでしょうか?更に興味が湧いてくるところです。

『宇宙はわれわれだけの宇宙ではなかった』
      東大教授  佐藤勝彦
風渡 甚 | 読書 | 21:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
マグマ・真山仁
実は私は、真山仁をごく最近まで知りませんでした。彼を知ったのはNHKのドラマ「ハゲタカ」でした。とてもよく出来た素晴らしいドラマだったと思います。
そのようなことで、ドラマの原作者である真山仁という作家に注目するようになりました。

ドラマの原作である「ハゲタカ」はハゲタカファンドを題材にしています。このマグマも、外資系ファンドであるゴールドバーグ・キャピタルの野上妙子という女性が主人公になっています。しかし、テーマが一風変わっています。マグマつまり地熱発電という我々には比較的馴染みが薄いというか地味というかそんなことが物語の縦糸になっています。

物語は先進国エネルギー問題会議に出席した日本が、欧米から原子力発電の中止を強硬に求められるという、内政干渉といってもおかしくない緊張した場面から始まります。

この小説のサブタイトルは「小説 国際エネルギー戦争」となっており、それだけでもいろいろと想像力をかき立てられるのではないでしょうか。
そうして、現在原油先物が100ドルを越えるに至り、この小説のリアリティーがよりいっそう際立っているように思えます。

私の読後感は正直、面白かったということは間違いありません。ただ、それほどの長編ではないのにも係わらず、読み終えるのは多少の努力が必要だった気がします。それは、やはり地熱発電という、ぼんやりしていては読み進めることがちょっと辛いかなというテーマの所為だったのかなと思っております。

でも、最後の部分での一気に畳み掛けるように盛り上げていく、いかにも良い意味での小説的なところ、最後まで読み終えて本当に良かったと心から思いました。

<追伸>
原子力発電の安全性に付いては、どうも我々が思っていた以上に脆弱なもののようです(
ネットでも様々な情報が散見されます)。
そのことについてもこの作品は触れております。考えさせられることも多かった小説でした。




風渡 甚 | 読書 | 23:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
わくらば日記・朱川湊人
 前回に引き続き朱川湊人の作品を読んでみました。前回の『かたみ歌』がとても私の好みにマッチしたので、別の作品も読んでみたいという気持ちになったからです。
 どのような物語かということを紹介するのが私の本意ではありませんが、本の帯にはこのように書かれております。

人や物の記憶が”見える”不思議な力を持つ少女が出会った、五つの事件、……

 読み終えての感想を一言でいうと、変わった手触りの小説というように感じました。それってどういうことと言われそうですが、一読していただくのが一番近道かもしれません。
 敢えて云うと、上の説明にもあるように、超能力的なことが出てきたり、殺人事件があって探偵小説的な要素があったり、昭和三十年という舞台設定から想像されるようなノスタルジーがあったり、そうしてほのぼのしていて、せつなくて、ダークなところもあったり、様々なテイストを想起させられる作品なのだからです。

 正直なところ読み始めて前半は、特別に強くこの作品に惹きつけられたわけではありませんが、後半で一気に魅せられてしまいました。

 個人的には『かたみ歌』よりは、少し辛口な気がします。そうして、私が期待していた、昭和のノスタルジーはやはりあります。

 なぜ私が昭和のノスタルジーにこだわるのか、そこには忘れていた懐かしい風景と共に「心」があるからなのです。

 そうしてこの作品はその心の美しさ、悲しさ、儚さばかりでなく、暗く、おぞましいところまで目を向けています。しかし、命の尊さというものを通して、作者の心が伝わってくるところがなんとも、愛しい作品だと思います。




風渡 甚 | 読書 | 21:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
かたみ歌・朱川湊人
 前回の優駿で、本との出会いについて書いたが、この本は私が読みたいと思って探して見つけだした本である。
 ちょっと懐かしくて、悲しくて、ほのぼのしてて、怖くて、不思議な物語が詰まった本である。
 私にはある意味、読書と音楽鑑賞はとても似たところがあるように思えてなりません。それのみならず映画とか舞台であってもそうなのだとは思いますが……。
 それは絶対的な良い作品とか悪い作品が、作品それ自体で存在しているわけではないということです。
 つまり読者に読まれることによって、新しい命が吹き込まれ価値が生まれてくるものだと思うのです。
 言葉を替えるなら、百人の読者が居れば、百人の物語の世界があって、感動があるのだと思います。
 しかもその一人の読者であっても、其の時々によって読みたいものが変わり変転してゆくものだということです。
 音楽もそうですね、明るく楽しい音楽を聴きたいときもあれば、ふっと力を抜いて軽い音楽を聴きたいときもあるでしょう。
 それぞれが、それぞれの感動と充足感を持っていて、価値の大小を比較することなどできないのだと思うのです。

 このかたみ歌は、すこし自分が疲れているかなと感じた時、ほっとさせてくれるようなそんな雰囲気を持った作品です。

 以前の記事で私は、DVDですがホラーとかスプラッター系はからっきしダメだというようなことを書いたのですが、実際のところは怪談には妙に心惹かれるものを感じます。
 それは、怖いもの見たさというようなこともあると思いますが、怪談というものは単に恐怖を描いているからだけではなく、あの世とこの世を繋ぐ物語で、しかも人間の心の深いところに触れているからではないかと思うのです。

この本の帯の表には「直木賞受賞 第一作」と書かれていますが、帯裏のキャッチコピーが秀逸です。下手な私の説明などよりよっぽど良かろうと思うので引用させていただきます。

<忘れてしまってはいませんか?あの日、あの場所、あの人の、かけがえのない想い出を。東京・下町にあるアカシア商店街。ある時ラーメン屋の前で、またあるときは古本屋の片隅で――――。ちょっと不思議な出来事が、傷ついた人々の心を優しく包んでいく。>

♪カバーの絵がとてもノスタルジックで素敵です、この作品にぴったりですね。




風渡 甚 | 読書 | 17:52 | comments(0) | trackbacks(1) |
優駿・宮本輝
 本との出会いというものは、不思議なところがある。ある場合には自分がその本を探したのだろうか、それともその本が自分を探しに来たのではないかと思うことさえある。
 この優駿という一冊の本は、普通であればおそらく自分が読むことのないはずの本であった。なぜなら、その題名は馬を題材とした作品であることは分かっていたが、私は馬というものにまったく興味がなかった。ましてや、自分は競馬はギャンブルだとしか思っていない人間であったから、かえって避けることはあっても、興味を持つような作品ではないと思っていたわけです。
 私の親友にKという男がおります。その彼が、優駿はとても良い、感動したからぜひ読んでみろというのです。私は彼の言葉を聞いて妙に思いました。彼も、馬に興味を持つような人間ではありませんでしたし、それまでの趣向も知っていましたから唐突な感じを受けたわけです。よくよく聞いてみると、彼は息子から薦められてその本を手にしたようでした。

 結局のところ、彼の一言で優駿を読み始めたわけです。そうしたら、先入観念みたいものはたちまちのうちに吹き飛んでしまいました。それまでは、馬を題材にしたある程度、特殊な世界を描いた小説と云う風に思っていました。しかし、正に小説の王道というようなまったく良い意味で予想を裏切ってくれる作品でありました。
 その題名が示唆するように、後にオラシオン(祈り)と名付けられるある一頭のサラブレットの誕生から物語が始まります。もちろんオラシオンは、この作品の要となりますが、けっしてオラシオン自体が主人公ではありません。そのオラシオンにかかわるさまざまな人たちの物語です。そうして、実際の人生がそうであるようにその人々にはさまざまな出来事が訪れます。そのなかで、登場人物たちは苦しんだり喜んだり様々な人間模様を、繰り広げていきます。それが、まるでプリズムの輝きのように、実に生き生きと描かれています。
 登場人物たちは、皆魅力的ですが、ある成り行きから馬主になる、若くて美しい久美子という女性にこの小説の中で出会うことができます。

 この世の中には数え切れないほどの小説がありますが、まったく同じものは一つとしてありません。つまり小説の数だけ物語があり、その世界があるのです。
 でも良い小説に出会ったときは、読み終わってその小説とがっぷり四つに組んだ満足感があって、読み終えた充実感を感じるものです。
 この小説は、正(まさ)しくそのような一冊であると私は思いました。

優駿〈上〉 (新潮文庫)

風渡 甚 | 読書 | 18:03 | comments(0) | trackbacks(2) |
ブレイン・ヴァレー
 「ブレイン・ヴァレー」を読みました。この作者は瀬名秀明氏であの「パラサイトイブ」を書いた方であります。
この作品は上・下巻に別れていてかなりのボリュームがあります。従って読みこなすのにはある程度の労力を要するだろうと感じました。読後感としてはまずは、面白かったという風に思います。
 メインテーマは脳ですが、それを中核として幽体離脱やUFO遭遇を初めとする様々な超常現象のエピソードがからんで、興味の尽きないところです。もちろん、テーマに沿って脳生理化学やAIそれにカオスの縁、人工生命とかいった言葉も登場し正に科学の先端情報満載ということでした。
 ネタバレになるので、詳しくは触れませんがサブテーマは「神」です。このテーマがこの作品に良くも悪くも、ある個性と雰囲気というものをもたらしているのだろうと思います。
 上巻はシリアスですが、下巻は多少おいおいというような展開が待ち受けています。このあたりは、読者によって評価、好悪の分かれるところかもしれません。ただ、素直にエンターテイメントとして受けとった方がよろしいのかなと思います。
 この作品のストーリー展開、理論的主張は私個人としては、必ずしも全体的に同調するものではないのですが、様々な先端技術の指向性、顕現化といったものにはかなり深く考えさせられるところがありました。そのような読み方も、また別の楽しさを得ることが出来るし作品の厚みとしても感じられるのではないかと思いました。
 この作品を一言で云うなら「SF少しホラー」というところでしょうか。一読に値する作品だと思いました。

 ところで、ふと思ったのですが、この作品はハリウッド映画に打ってつけではないのか?どうでしょうか。
 その際は、思い切った大掛かりなアレンジをするべきだとは思うのですが。
 

風渡 甚 | 読書 | 18:06 | comments(0) | trackbacks(2) |
東野圭吾・時生
最近読んだ本の中から、面白かったもの一冊を紹介したいと思う。

それはタイトルの本なのであるが、なぜこの本を選んだのかということです。
まずは最近の人気作家はいろいろいらしゃると思うが、東野圭吾は名実ともに皆の認めるところではないかと思います。
私はよく図書館へ行きますが、この作家のところはいつも貸し出し中のことでも分かります。
それと、やはりミステリー作家というところにも惹かれます。
ところで、ミステリーは推理小説から派生してきたように思うのですが、現代では更に大きなジャンルになっているのではないかと思います。
彼の作品からは、そういった広がり、深さというものも感じとることが出来ます。

この作品で現れる特異な状況として、時空を超えるということがあります。
くしくも、浅田次郎の『地下鉄に乗って』にも似たような状況が発生します。
他にもこのような作品があると思いますが、共通しているのは、タイムトラベルではなくタイムトリップであるということです。

一つには時間旅行そのものがテーマではないということです。
もう一つは、ほんのちょっと前の時代に戻るということです。
乱暴なくくりかたになってしまいますが、それは『三丁目の夕日』の世界への憧れではないかと思うのです。
日本人は、貧しかった過去から高度成長期を経て様々なものを獲得してきました。
しかし、失ったものもあまりにも大きかった。
現在の日本人の心は疲弊して、もがき苦しんでいます。
将来に夢が持てないのも事実だと思います。
しかし私はこう考えています。

朝の来ない夜は無いと。

月並みな諺かもしれませんが、『古きを訪ねて、新しきを知る』ということはとても大切なことだと思います。

そうして今一度、懐かしい時代の懐かしい風景から、これからの将来を模索していくことも重要だと思います。

トキオに出てくる、私=父は、若いときすさんだ生活をしていました。
未来の息子と出会って、父は変わっていきます。
父子の心の交流を描いた、珠玉の作品です。
そうしてこの作品の締めくくりの文章は、これぞミステリーといわせるものでした。

東野圭吾の本

風渡 甚 | 読書 | 14:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
クリスマスイブ
JUGEMテーマ:日記・一般

 師走とは、何となく慌しく感じるものであるが、クリスマスはまた、なんとも言えず、華やかな気分にさせられる。
 人によっては、何で日本人がクリスマスを祝うのだという方もおられるが、古来から日本人は異質なものを、取り込んで独自の文化にしていくという、特殊な才能を持っている。
 まあ、目くじらを立てずに、素直にその雰囲気を楽しんでは如何と思う。
 最近は、この北海道でも、ホワイトクリスマスとならないことも多く、少しは寂しい感じがする。それでも、生活上は楽なので、文句をつける気にもならないというより、ありがたく思うべきなのかもしれない。
 ところで、クリスマスとは、なんとなく暖かな気持ちになって、とっても素晴らしい奇跡がおきたりするのではという気持ちにもなる。特に、若い男女にとってはそうではないだろうか。
 きょうはクリスマスイブにちなんで、私からささやかなプレゼントを送りたいと思います。できたてほやほやのラブストーリーです。三十歳の結婚しない(出来ない?)男と女の物語です。シャンパンかワインでも飲みながら読んでいただけたら最高かと思います。

クリスマスイブのラブストーリー:八年目のクリスマスイブ

まさに今日のイブを描いたストーリーです。つまり12月24日(月曜日)
ただし、小説の中では銀世界ですが、今日の我が街には雪がありません。

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風渡 甚 | 読書 | 18:08 | comments(1) | trackbacks(0) |
点と線・松本清張
 以前、『波の塔』で松本清張をとりあげましたが、彼の代表作の一つが『点と線』であると思う。この作品は彼の初の長編推理小説であったが、大ヒットし「社会派推理小説」なる言葉が生み出された。列車を使った、いわゆるアリバイ崩しと呼ばれるストーリ展開で、実に魅力的なテーマである。
 我々は、いつも列車には、何がしかの憧れと哀愁を感じるものであるが、この小説も独特の雰囲気があって楽しめる。

 この作品が今夜、テレビ朝日50周年ドラマスペシャルと銘打って、放映されます。

 松本清張を読まれたことがない方も、ぜひ彼の世界に触れてもらえたらと思います。
 主演が「ビートたけし」ということで、こちらは5年ぶりのドラマ出演ということであり、これも楽しみなことです。
 なお私は個人的には『ゼロの焦点』が一番気に入っている作品であります。これを機会にこちらも一読されたらと如何かとお勧めします。

 ところで、裏ドラも面白そうなので、どちらかはビデオに録ることにしようと思っている私です。

風渡 甚 | 読書 | 18:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
「波の塔」と深大寺
大型連休も残すところ、あと1日となってしまいました。
「待つ間が花」という言葉もありますが、過ぎ去る時の早さには驚いてしまいます。
各人夫々の連休を、楽しんだことと思います。
なかには「なんで好んで人ごみの中へ行く」とばかり、余裕の休日として、充分に休養をとられた方なども、いらしゃるかもしれません。
あるいは、以前から見たいと思っていたDVDを鑑賞したり、気になっていた小説など、じっくり読まれた方などもいらしゃるのでしょう。

なにかと、せわしなく感じられる現代ですが、ふと、とっておきの恋愛小説など、読んでみたい、そう思うことはありませんか。
恋愛小説は、数え切れないほどあります。
それぞれ、好みというものがありますが、私は松本清張の「波の塔」をお勧めしたいと思います。
松本清張といえば、推理小説のベストセラー作家です。
かつて「清張ブーム」なるものを巻き起こし、「点と線」「ゼロの焦点」をはじめ多くのヒット作を生み出しています。
「社会派推理小説」と呼ばれる作品群は当然のことながら一般的に硬派なイメージで見られています。
この作品は主人公として検事が登場するものの、他の作品とはちょっと違った雰囲気があります。
私は、この作品はとても素敵で切なく、そうして上質な恋愛小説だと思っています。

その小説の中で深大寺が出てきます。
若かった私は、そんなことで、深大寺周辺を散策したことがあります。
当然のことですが「深大寺そば」も食べました。
ちょっぴり切ない青春時代の思い出のある場所であります。
風渡 甚 | 読書 | 21:41 | comments(0) | trackbacks(2) |
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