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MRJいよいよ事業化へ
JUGEMテーマ:ニュース


以前取り上げたMRJ(三菱リージョナルジェット)がいよいよ事業化されることが決定されたそうである。
国産旅客機YS−11(プロペラ機)以来の、初の国産ジェット旅客機となる。
その時の記事に述べているように、このことは単に国産の飛行機が飛ぶということだけではなく、わが国の産業の将来にも係わる重要な事柄なのである。

まずは良かったと思うのであるが、いよいよこれからが本当の正念場ということになる。
困難やハードルは数え切れないほどあるが、ぜひ成功させてもらいたいと思う。

<関連記事>

三菱重工、ジェット開発決定へ 受注確保し事業化


全日空、日航 MRJ購入 三菱重工の事業化に弾み
風渡 甚 | 経済・社会 | 18:57 | comments(0) | trackbacks(1) |
バブル
 以前から見たいと思っていたのが『バブルへGO!!』という映画でした。DVDを借りようかなと思いつつも、結局は借りそびれていたというところです。ところが、昨夜某民放局にて放映され見ることが出来ました。ラッキー!ということでした。
 見終わった感想としては、とても面白かった。エンターテイメントとして充分楽しめるものでした。

 ところで、バブルとは泡のことですが、ここで言われているバブルとは、バブル経済の崩壊のことであり、もう少し具体的に言うと、土地バブルのことであります。前回、経済情勢について触れましたが、アメリカでバブル崩壊が起きるのではないかという意見もあります。アメリカの場合は、サブプライムローンといわれているように、住宅バブルです。しかし、そのようなことにはならないだろうという意見もあります。それは、(日本の)過去の失敗に学び、国も機関も適切な手を打っていくだろうと云われているからです。それ以外にも、損失の規模、新興諸国の台頭などと国際情勢も異なっています。
 しかしながら、アメリカ経済のリセッション(景気後退)は免れないだろうというのが大方の見方となってきています。それがために、株価が大幅に下落してきています。今後どうなって行くのか、まったく予断を許さない状況であると思います。

 さて、そのバブル時期の画面を見ていて、なんとも複雑な気持ちになります。バブル(時代)は良いのでしょうか、悪いのでしょうか。人間の心の部分から見れば、望ましくないことも多いと思われます。しかし、あの開放感と言うか、前向きさはうらやましいと言う感情を抑えることは難しいように思います。しかし、そのことがずっと続くはずなどないことは、皆が気がついたはずです。
 そうして、あの当時の音楽にも時代が生み出した、なんともいえない魅力を感じるのであります。色んな曲が宝石のようにちりばめられていました。最後にかかった曲を皆さん覚えてますか?
 『君の瞳に恋してる』でしたよね。実に素敵な曲だと思いました。

音楽満載です
『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』presents バブルへGO!! キラキラ★ポップ


JUGEMテーマ:映画


風渡 甚 | 経済・社会 | 22:06 | comments(0) | trackbacks(2) |
正月も
JUGEMテーマ:ビジネス


正月3が日も早終わり、もう5日であります。
すでに、仕事が始まっている方ももちろんいらっしゃいますが、七日から仕事始めという方が多いのではないかと思います。
昨年は、私の感想としては、余り良い年ではなかったように思われます(あくまでも私感です)。
そのぶん、今年は良い年であって欲しいと願うのが人情でありましょうか。
しかし、年明け4日、東京株式市場の大発会では大幅な下落となり、波乱の幕開けとなりました。
昨年から、糸をひいている、米国のサブプライムローン問題による、景気後退が実体化してくるのではないかという懸念が本格化してきました。
そうして、行き場を失った投機マネーの先物市場への流入。
遂に、原油100ドル時代への突入となりました。
もちろん、良い状態ではありません。
テレビを見ていたら、国際政治が、現実世界(経済)のダイナミックな、動きについていっていないという話がありました。
私も、同感であります。
また、日本の政治状況においても、年金問題を初め問題が山積みで、どうもそれに大しても、足元がふらついているように思えてなりません。
先行き、厳しい1年となりますが、なんとか、皆で頑張る?しかないのが、唯一の選択肢なのでしょうか。
いずれにしても、将来の日本に対しても、重要な年になることは、間違いないと思うのであります。
風渡 甚 | 経済・社会 | 11:57 | comments(0) | trackbacks(3) |
大晦日
JUGEMテーマ:日記・一般

いよいよ、今年も終わりですね。
年々、正月らしさというものが、遠ざかって行く気がします。特に今年は、突然大晦日が、やって来たという、感じを持っているのですが、同じような感慨を持たれる方も、多いのではないかと思います。
それでも、これからは、食っちゃ寝、起きてはテレビを、懐かしい人や、親しい人と酒を酌み交わすという、正月パターンに突入するわけで、それは、それで、楽しみなことではあります。
今年の、個人的な出来事として、ホームページを開設したことがあります。しかし、成行のまま仮オープンとなっておりました。そこで、2008年元旦をもって、本オープンとすることにしました。リニューアルページ(実際は見栄えはほとんど変わりませんが)においでいただければ、幸せにぞんじます。

振り返って、今年は(私個人の印象ではありますが)、余り良いことの無かった(良いこともあったのですが、悪いことの印象が強くて)年のように思えます。期待を込めて、来年は良い年になってほしいなと思う次第です。

 それでは、皆様どうぞ良い、お年を♪
風渡 甚 | 経済・社会 | 17:19 | comments(0) | trackbacks(1) |
お勧めの一冊・Google
久方ぶりに、知的好奇心をくすぐられる一冊を読んだので、紹介したいと思う。

私は、パソコンが好きなくせに、インターネットについては、比較的冷淡であったと思う。
特に深い理由があったわけではないが、いわゆるデスクトップアプリケーションの方に興味があって、そちらをパソコンの主体的使い方にしていたからである。

しかし、その私にも転機が訪れた。ある日突然のことであるが、ホームページを作ろうと思ったのである。いろいろ、試行錯誤をしながらページをつくったところまでは良かった。
しかし、情けないことに全く来訪者が居ないのである。これは実に張り合いがないことでした。そこで、ようやく気が付いたというわけです。

つまり、ホームページも検索エンジンに登録されていなければ、この世に存在しないことと大差ないということであった。
そこで私は、SEOに付いて調べるようになったし、Google にも興味を持つようになったというわけであります。
そうして、Google というのは、単なる検索エンジンだけでは、語ることの出来ない巨大な企業だと気が付いたのです。
かのビルゲイツが創設したマイクロソフトの最も恐れている企業が、Google だということにも納得がいきました。

Google は、実に様々なプロジェクトに取り組んでいますが、私の心の琴線に触れてきたのが、Google ブック検索であります。
これは人類の英知である、本をデジタルデータベース化しようとする、壮大な試みです。まだまだ、端緒に付いたばかりですが、計り知れない可能性を秘めています。

話は、変わりますが皆さんは人工知能が出来ると思いますか。これは、人間の本質に係わる深遠な問題を孕んでおり、おいそれと、こうだということは出来ないと思います。しかし、限りなく人間に近いもの、人工知能といっていいようなものは出来ると思います。

しかし、人工知能といっても、学習することによって進化していくものではあります。
その時、この壮大な知識のデータベースに、人工知能がリンクしていることを想像するのは、頼もしいというより、一抹の怖さもようなものも感じます。

私は、かつて読んだ小松左京のSF小説『継ぐのは誰か』をふと思い出してしまいました。

前置きが長くなりましたが、かつて存在しなかった新しい企業とそしてそのサービスについて書かれたのが、下記の本であります。

『グーグル Google 』 既存のビジネスを破壊する 佐々木俊尚著 文芸新書

なお、この本が書かれた時点では実現していなかった「グーグルオフィス」は既に「Google Docs」としてサービスが開始されています。
この本の文章はとても読みやすいので、ぜひ一読されたら如何かと思います。
中小企業の方には、文中で参考になることも多いのではないかと思います。

なお、私は Google および文芸新書の関係者ではありませんので、念のため。
風渡 甚 | 経済・社会 | 17:14 | comments(0) | trackbacks(1) |
今週のニュース・MRJ
今週、目に付いたニュースがあります。
それは、国産ジェット旅客機(MRJ)のことであります。
内容としては「三菱重工、国産ジェット機の販売活動開始」というものです。

実は、日本は昨年引退した、プロペラ旅客機「YS−11」はありましたが、国産旅客機というものを、持っておりません。
世界の中の、技術先進国でありながら、なぜ?と思われる方も多いのではないかと思います。
実は、これはさまざまな問題と、経緯があったのであります。

航空機開発には、膨大な資金が必要であるということも理由の一つではあります。
YS−11も機体自体はすぐれたものであるといわれながらも、結局は、商業ベースにのせることに失敗しました。
しかし、もっと根源的な問題もありました。
日本は敗戦によって一時、航空機の製造と運航を禁止されました。
このため、日本は航空機開発においては大きな打撃をうけることになり、現在までその負の遺産を引き継ぐことになりました。
また、米国の安全保障に係わる国家的な戦略、貿易戦略の影響を受けたことも事実であります。
しかし、時代は変わり、日本を取り巻く状況も大きな変化を遂げています。

先日「NHK」で、国産航空機というテーマで特集番組がありました。

現在、国家的プロジェクトとしてこの、MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)計画が推し進められています。
実はこのMRJ計画は、単に国産の「ヒコーキ」を飛ばすという単純な意味を持つだけでは、決してありません。

現在、喧しくいわれている「グローバリゼィション」という言葉があります。
これは、世界が見かけ上小さくなったということであり、特に経済の分野では、世界が一体化しつつあるように思えます。
そのうねりは、計り知れないほど大きく、日本にも多大な影響を及ぼしています。
現在問題になっている「ワーキングプア」「格差社会」もこのことと密接に関連しております。
しかし、このグローバリゼィションの波を避けることはできません。
出来ることは、どう対応していくかであります。

日本とは、どういう国でしょうか。どのように発展してきたのでしょうか。
それはつまり、貿易立国であります。このことは、これからも大きくは変わらないことであると考えられます。
そして、そのことを支えてきたのは、日本の技術力でした。

しかし、グルーバリゼイションの波は技術力も例外にはしておりません。
どこでも、できることをやっていては、日本の生き延びる道はありません。
ですから、現在よりも、更に先へとシフトしていかなければならないわけです。
そのまさに先端技術の粋が、航空機産業であります。
そうして、現在航空機産業は需要の大きな転換点を迎えようとしています。
この時期を逃したら、日本は永久に国産旅客機を持てなくなることになるだろうといわれています。

このプロジェクトは既に、キックオフしております。
しかし、前途は、大変に困難を極めています。

国産のジェット機を飛ばすことは、日本のエンジニアの夢であり、悲願でありました。
幸い、日本は航空機産業の要素技術を保有しております。
だから、必ず優れた機体を開発してくれると私は信じています。
しかし、もっとも困難なことは、これを商業ベースにのせるということであろうと思います。

航空機は、技術だけではなく、販売、整備、運用等、様々なノウハウの集大成でもあります。

ぜひ、官民一体となって、このプロジェクトを成功させて欲しいと願っています。
風渡 甚 | 経済・社会 | 13:54 | comments(0) | trackbacks(3) |
DMV・夢の乗物
皆さんはDMVという言葉を聞いたことがありますか。
DMVとはデュアルモード・ビークルの略で、道路とレールを走行可能な乗り物です。
つまり、鉄道は当然のことですが道路も走れる夢の乗り物であります。
過去、イギリスやドイツで開発が試みられましたが、実用化には至りませんでした。
しかし何と!わが地元「JR北海道」がこの開発に成功し、実用化に向けた試験運行を開始しています。
他国で実用化できなかったことから推定がつくと思うのですが、実はこれには様々な技術上、コスト上の問題があったのです。
しかし、開発担当者達の夢に掛ける思いは熱く、画期的な技術の開発とさまざまな工夫でこの困難をクリアしました。
このことは、以前地元TV局で「DMV開発にかける」の特集番組で知りました。
そうして、昨日(20日)宮崎県の「東国原知事」が小清水町で試乗とのニュースを見ました。
その時、実際に踏み切上から道路に走り出すときの切り替え(モードチェンジと言います)を目の当たりにしたのですが、
そのスムーズさというかあっけなさに、驚くというより、久方ぶりに感動してしまいました。

実は、このDMVは単なる夢の乗り物ではないのです。
今地方都市の過疎化、老齢化ということが進んでいます。
さらにマイカーの増加もあって、地方では路線バスや地方鉄道の利用者減ということが起きています。
そのため、廃止せざるをえない路線も出てきています。
しかし、一方老齢化という問題もあって、そのような人たちへのサービスをどうしていくのか、非常に深刻な問題であります。

このような中、過疎化地域の住民の足の「切り札」としてDMVが大きな期待を集めているのです。
いま最も熱い視線を送っているのが、富士市で、既にデモンストレーション走行が行われました。
そうして今回の東国原知事の宮崎県を初め、幾つかの地域が導入を検討または計画しています。
さらに海外ではスロバキアもその名前に入っているそうです。

しかしながら、最終的な実用化に向けてはいくつかの問題も残されているようです。
例えば、運行コストに係わる問題。
現行法律下では、連結運行を認められていない。
運転者は、鉄道運転の免許と車の両方が必要であることから、人件費や人材確保の点から問題がある
この辺のところは、もっと国は積極的にDMV実用化に向けて、支援していって欲しいと思う次第であります。

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風渡 甚 | 経済・社会 | 15:49 | comments(0) | trackbacks(7) |
ああ勘違い・業界用語
業界用語ってのがあって、そこで働いている人にはあたりまえのことなのに、そうでない人には不思議に思えることがあります。

最初にそういう業界用語に出会ったのは、学生時代のアルバイトでした。
確か、測量関係の仕事ではなかったかと思います。
ある現場での仕事が終わったときのことです、親方が私に、機材を指差して私にこう云ったのでした。
「こいつらを、ネコに乗せて車まで運んでおけ」
私は、一瞬耳を疑りました。
冗談を云っているようには思えなかったからです。
これを乗せるのであれば、どれだけ大きな猫かと思いました。
それから、若い先輩の兄さんに聞いて「ネコ」とういのは、一輪車のことであることを知りました。
よく土木工事や建設現場などで、土砂を運んでいるあれです。

私は、初めホームページやブログにはそれほど興味がありませんでした。
だから、ある経緯から自分がホームページを作成することになるとは夢にも思いませんでした。
そうして、ちょっとした事など書き留めていくにはブログがとても便利だということも知りました。
ブログを始めて間もない頃、私にはどうしても目に付いて気になることがありました。
それは「スポンサードリンク」という言葉でした。
無料レンタルブログということの意味は分かっていましたから、「スポンサー」が何か広告に関することであろうと想像は就きました。
しかし、どうしても「ドリンク」の意味がわかりませんでした。
おそらく清涼飲料のことなのだろうけど、広告に貢献したら褒美に貰えるのだろうかと思ったりもしました。
でもそんなうまい話があるわけも無いし、きっと私の知らない業界用語であろうと思っていました。
その後、私はその語源は「Sponsored Links」であることを知りました。
私の勘違いも、止むを得なかったと思います。
英語をカタカナ化する一般的な慣例に従えば「スポンサーリンク」としたほうが自然だと思います。
実際、気をつけて見ると「スポンサーリンク」と表示されているところもあります。
でなければ、そのままの表記で「スポンサードリンクス」とするべきではなかったかと思います。
そうすれば、おそらく私は勘違いしなかったと思います。

追記 始めてブログを作成したときの、テンプレートはこれではありませんでした。

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風渡 甚 | 経済・社会 | 11:26 | comments(0) | trackbacks(3) |
今週のニュース(5/27)
先日、今週のニュースとして記事をUpしたが、時の経つのがなんと早い事か。
あっという間に、一週間が過ぎてしまいました。
今週は、幸にというべきか、それほど大きな事件というものはなかったような気がする。
そこで今週は、地味ではあるがちょっと気になる記事が目に留まったので、関連記事をピックアップしてみた。

中国の国防予算、17%増・07年度、公表額でも日本抜く
中国、世界規模での戦略で軍備強化と、米国防総省中国
中国軍事力強化に懸念 米国防長官 あす年次報告書公表
中国、空母建造計画認める・「真剣に検討」

ところで、日本が中国に対し、多額のODAを行っていることは、ご存知だと思う。
公の場で語られることはないが、ODAが軍事費に転用されているのではないかという話がある。

現在の中国が、世界で最も経済的な成長を遂げている国であるということは、誰でも認めるところであろう。
私は、中国のその力は国際平和におおいに貢献することができると信じている。

したがって、そういう点からも、今後の中国の動きというものを、注意深く見守っていかなければならないと思う。

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風渡 甚 | 経済・社会 | 22:32 | comments(0) | trackbacks(1) |
愛知県立てこもり事件・二つの疑問
昨日の記事でも、この事件を取り上げたが、私は二つの疑問を感じた。
なお、私は事件の一部始終を見ていたわけではないし、あるいは的外れなことなのかもしれないが、感じたことを率直に申し上げる。
皆さんは、どう思われるであろうか。

まず一点目は、林一歩巡査部長の被弾である。
銃にシロウトの私でも、ある程度離れた標的に弾を命中させるということは、非常に難しいことであるということを知っている。
高性能なライフルで、熟練のスナイパーなら話は別かもしれないが・・・
大林容疑者は、林巡査部長を認識して彼を狙って撃ったわけでは、決してない。
かたまっていた警察官に敵意を抱いて打ち込んだのである。
それが、報道にもあるように1cmの悲劇となったのである。
私は、なぜ彼らを散開させなかったのか疑問なのである。
そうすれば、被弾するリスクは、ずっと少なかったはずである。
ましてや、かれらは特殊訓練をうけたSAT隊員である。
通常の人間の数倍の能力を発揮できるはずである。
だが、それは展開する点となることにより、最大限の能力を発揮するのではないだろうか、固まってしまっては、自らの能力を殺していることになる。
囲碁でいうところの「ダメ」を打っているようなものである。

よく、戦争映画で出てくる場面がありますよね。
リーダーが部下に、散開させる場面です。
これは、攻撃を受けるリスクを、極力少なくするとともに、攻撃能力を最大限にするためと考えられます。

もう一つ、この事件のポイントがあります。
それは、基本的に心理戦だったということです。
強行策という選択肢もあったはずですが、人質の問題、過去の事例、現在の法体制のもとでは、このような選択肢を選ばざるを得なかったのだろうと考えられます。
だとすると、犯人の心理状態、想定される行動予測、そういう観点から考えると、結果論ではなく、警官隊に銃を打ち込むということは、充分想定されることではなかったのかと考えられるのです。

次に二つ目の疑問に移ります。
それはマスコミの報道姿勢です。
上記したように、心理戦であります。
相手を心理的に追い詰め、疲弊させることが重要なポイントになってきます。
なのに、こちらの情報を相手に流したら、どうでしょうか
つまり、心理戦ということは、言葉を替えれば情報戦でもあります。
特に、相手が有利になるような情報を与えるということは、人質や警察官のリスクを高めていることに相違ないことではないでしょうか。
わたしは、そういう観点から、報道を見ていて憤りを感じました。

最後に改めて、「林一歩警部」のご冥福を祈りつつ、この事件についての記事を終わることにします。

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風渡 甚 | 経済・社会 | 13:52 | comments(0) | trackbacks(6) |
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